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開発プロセス 「技術者たちの熱き思い」

開発の現場に携わる方々の業務内容を教えてください。

私たちの業務の基本は、現在の生活環境や将来のことを見据えて、皆様が暮らしやすくなるような「何か」を考え、そのために必要なものを開発することにあります。当社は特に電力会社様との取引が多いのですが、5 年、10 年という将来の電力供給のことや電気のある暮らしのことを考え、研究開発・技術開発に自主的に取り組んでいます。そのような日々の取組がいろんなカタチの現場ニーズをいただいた時に、より多くのアイデアと、より高いクオリティを提供することを可能にしていると思います。

一般的な開発のプロセスについて教えてください。

電力会社様を例に挙げて申し上げますと、担当の方から、「◎◎をできるようにしたい。○○で困っている。」というニーズをいただきます。その内容は作業を効率化させるものだったり、また安心・安全に電気を届けるためのもの、鳥害対策製品などさまざまです。例えば「このエリアで、こういった鳥による、被害が多いのだが、なんとか出来ないか?」といったお話をいただくわけです。
すると、鳥の習性を調べたり、また地域的な要因・局所的な要因がないか調べたり、さまざまな仮定や想定をした後に、図面に起こし、いくつも試作や試験を試みて完成にいたるというカタチです。

鳥の習性まで調べるなんて大変なのでは?

エリアによっても、季節によっても、鳥の種類などが違うので大変です。しかし、電気を家庭にしっかりと届けると言う意味では、地域ごと、種類ごとに変えなければなりません。また、大変なことというよりは、とても重要と考えているのは、当社の製品は、一度取り付けられると、10 年・20 年そしてそれ以上の年数、ずっと設備に取付られたままですし、また、一度採用されると、形や使い方が変わらないかぎり、継続して設備に取付けられていきます。だからこそ、いくつもの試作をし、お客さまと実用性について検討を重ね、耐候性や耐久性といった製品自体の強度を調べたり、また取り付けの際の作業効率に優れた製品にすることも重視し、さまざまな実験を繰り返し製品化していきます。こういった製品に対して確信するための、あらゆることを想定したいくつもの考えや、細かな積み重ねこそが重要であると思います。

製品ができるまでにどのくらい時間がかかりますか?

ものにもよりますけれども、ご要望をいただいてから製品化になるまで、電力設備に関わる製品は1・2 年もしくはそれ以上かかるものもあります。

それはどうして?

先ほども申し上げましたが、当社の製品は一度採用されますと10 年20 年と使用されます。それも電気を安全にそして安定的に届けると言う使命を帯びて。ですから、もうこれ以上ないところまで、協議し、試作し、実験を繰り返し、一つの製品にしていきます。このように長期使用における製品の信頼性が追求されるわけですから、どれ一つとっても妥協を許すものはないからです。

開発と言う現場の魅力は?

自分が開発に携わった製品が、10年20年と使われ続けます。何度も何度も試作検証を重ね製品化されたものがそのような長期間使用されるわけですから、その感慨はとても大きなものですね。また、当社の製品は、私たちが生活する場所でもよく使用されていますから、普段の生活の中でも見つけることができるため、実感することが多いと言うのも嬉しいことです。
それから、社会に貢献する製品を生み出すことです。電気と言うのは、私たちの生活にとってはなくてはならないもの。その電気を送るという電力会社様の使命を、いろいろな製品でサポートしています。そこにはただ製品を供給するということ以前に、電気のある安心で安全な社会を目指して、私たちはどうあるべきかということを大前提として日々開発に励んでおりますので、電気をきちんとみなさまのご家庭にお届けするということが全うできることは、社会の安定のために貢献出来ているのではないかと思えるのです。またそのような業務に携われていることをとても光栄なことであると思っています。

それはすごいですね。

そうですね。それがこの仕事、この会社の魅力だと思います。
いろいろと小さな部分も含めて、知恵や工夫を盛り込んで、ひとつの製品にしていく。それが10 年20 年とお使いいただくものになり、みなさんが安心して暮らせるための一つの役割を担わせていただいています。その喜びや使命感というものがやりがいにつながっていると思います。

ありがとうござました。
一見地味な仕事に見える開発と言う現場を見て、そしてお話を聞いて思ったこと。
それは、自分の作ったモノが‘暮らしを支える’場所で‘長く使われること’の開発者としての矜持(誇り)を見たような思いがしました。
それから、私たちが笑顔で暮らせるための、下支えをしてくれていると言うこと。
私たちの暮らしを支える技術がここにもありました。

耐電圧試験 試作品の一部 イメージ

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